2025年夏販売予定

AS 2110
VANC Inserter

ST2110-40を受信して、任意のアンシラリをインサートしたST2110-40を送信

放送局の運用においてアンシラリ情報は必要不可欠です。
アンシラリに特化した製品が必要という声にお応えして生まれたのが、AS 2110 VANC Inserter です。

  • インサート前のST2110-40ストリームを受信し、任意のアンシラリを付加したST2110-40ストリームをフレーム遅延なしで送信(特許取得済)
  • アンシラリジェネレーターとしても使用可能
  • PTPに基づくタイムコードの送出や、元のタイムコードからずらしたタイムコード送出も可能
  • 局間制御信号や情報カメラ等のID情報など任意のアンシラリ送出可能
  • Raspberry Piや、各社マイクロサーバーでも運用可能(インサートするストリームが100ソース以上の場合は、2.5GbE以上のNICを推奨)

従来の構成との比較

SDIでソースにTCなどをインサートする場合、TCインサーターがSDIの本数分必要でした。

ST2110では、映像と音声とアンシラリは別ストリームなので、1台のサーバーで数百のソースに対するTCインサート等が可能です。

SDIの時はインサーターが故障すると信号断になったり、バイパス回路に切り替わる際のショックがありました。
ST2110の場合、万が一VANC Insertに不具合が生じても、映像・音声には一切影響はありません。

サーバー二重化による高信頼性も対応しています(オプション)

従来の構成(SDI)


SDIでは1本ごとにインサーターが必要

本製品による構成


本製品は1台のサーバーで数百のソースに対するインサートが可能

バージョンアップにより追加予定の機能

  • タリー(IS-07、TSL5.0、接点等)入力を元にした制御信号の出力
  • CEA-708クローズドキャプション送出
  • ARIB字幕送出(オプション)
  • 各社の独自仕様に合わせたプラグイン機能

価格・ライセンス

価格・ライセンスに関する情報は、追ってご案内いたします。

仕様・動作環境

ハードウェア
x64ベースのPC、RaspberryPi 5
メモリ
4GB以上
ストレージ
100MB以上の空き容量
NIC
メディア送信用:1ポート(1GbE以上) ST2022-7による二重化送信を行う場合:Amber/Blue 各1ポート 制御用:1ポート(メディア用NICでインバウンドも可)
設定画面
ブラウザにて設定(PCまたはタブレットを推奨)
フレームレート
23.976、24、25、29.97、30、50、59.94、60
SMPTE2022-7
対応

製品の提供方法は検討中です。決定次第ご案内いたします。

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