新発売IP設備間の映像・音声の送受信に

AS NMOS
Link Node System

  • Mac
  • Win
  • Linux
  • ターンキー

複数のIP設備間で映像・音声の送受信を
「極めて簡単に」行えるソリューション

放送局のIP化が進む中、IP設備間の接続や既存設備との混在は大きな課題です。
特に各設備のベンダーが異なる場合、より困難を極めます。

AS NMOS Link Node Systemは、双方のIP設備に「仮想レシーバー」と「仮想センダー」を生成するだけで、この課題を極めてシンプルに解決。
IP設備を超えて制御ネットワークを接続することなく、スムーズな映像・音声の送受信を実現します。

従来の手法とは全く異なる、画期的な相互接続アプローチをご体感ください。

特許取得済

放送局のIP化、こんな課題に直面していませんか?

IP化における「相互接続の壁」

  • SDIからIPへ

    スタジオ、マスター、CG、VTRなど、全設備のIP化が順次進行する。

  • マルチベンダーの現実

    規模の大きい放送局では、1社単独での構築は不可能。各設備を別ベンダーが構築し、相互接続する必要がある。

  • 段階的移行のジレンマ

    既存の設備を維持しながら、順次IP化を進めなければならない。

その課題、「AS NMOS Link Node System」が解決します。

なぜ課題を解決できるのか?どんな仕組み?

まず、「IP受信機が映像音声を受信する流れ」のおさらいです。

Receiverに対し、Senderの映像音声を受信するようブロードキャストコントローラー(BCC)のボタンを押す。

BCCは、SenderにSDP(IPアドレス情報などが記述されたファイル)を取りに行く。

BCCは、受け取ったSDPをReceiverに渡す(パッチする)。

Receiverは、SDPに記述された情報を元にそのアドレスの映像音声を受信する。

BCCによる「SDPの受け渡し」がポイントです。

「AS NMOS Link Node System」は、各IP設備の独立性を維持したまま、
IP設備間でこの基本プロセスを実現できるソリューションです。

両IP設備に「仮想Receiver」と「仮想Sender」を生成。設備を超えたSDPの受け渡しにより映像・音声の送受信を実現します。

IP設備Aで、BCCはSenderにSDPを取りに行く。

BCCは、受け取ったSDPを仮想Receiverにパッチする。

仮想Receiverから仮想SenderへSDPが共有される。

IP設備Bで、BCCは仮想SenderにSDPを取りに行く。

BCCは、受け取ったSDPをReceiverにパッチする。

IP設備BのReceiverは、IP設備AのSenderの映像音声の受信が可能となる。

仮想Senderの「レシーブリンク機能」により、映像の送信元からの映像切り替えを実現します。

Senderを(a)から(b)に切り替えるようBCCのボタンを押す。

BCCは、Sender(b)にSDPを取りに行く。

BCCは、受け取ったSDPを仮想Receiverにパッチする。

仮想Receiverから仮想SenderへSDPが共有される。

仮想SenderのReceive Link機能が、現在受信中のReceiverに新しいSDPをパッチする。

IP設備BのReceiverは、IP設備Aで切り替えたSender(b)の映像音声の受信が可能となる。

なぜ AS NMOS Link Node Systemが選ばれるのか?

4つの大きなメリット

  • 既存システムへの
    設定変更は軽微

    仮想レシーバーを追加するだけで後付けが容易。大規模改修は不要です。

  • 送信側で映像音声の
    切り替えが可能

    レシーブリンク機能によりSDI同様の使い慣れた運用が可能です。

  • 標準規格だけで
    運用可能

    NMOSのみを使用。将来の設備更新・新機器連携も問題ありません。

  • 各設備の
    独立性を維持

    制御NWを設備間接続しないため「接続しない」という強固なセキュリティ選択が可能。

従来の方式との比較で見る、AS NMOS Link Node System の優位性

従来の方式における課題

  • 従来の方式
    SDI変換方式

    • 遅延・高コスト
    • 大量のケーブル
    • 故障点の増加
  • 従来の方式
    マルチキャストNAT方式

    • スイッチ独自仕様依存
    • 運用管理が複雑
    • 台数増で煩雑化
  • 従来の方式
    RDS同士の連携を行う方式

    • 制御NWの密な接続が必要
    • シェア先増で負荷集中
    • セキュリティリスク

AS NMOS Link Node System と従来の方式の比較

AS NMOS
Link Node System
SDI変換方式 マルチキャスト
NAT方式
RDS同士の
連携を行う方式
導入・運用難易度 中~高
コスト 低~中 低~高(系統数による)
汎用性 〇 △ ✕ 〇
SDPの取得方法 仮想レシーバーと
仮想センダーが連携
GWがSDPを持つ アドレス変換など
かなり工夫が必要
BCCが設備間を超えて
Senderから取得する
設備間の制御NW接続 不要(リンクノード
システムのみ接続)
不要 不要 密な接続が必要
既存設備への適用 ◎ △ ✕ △
リソースシェア 〇 ✕ △ 〇
映像ソース側からの切り替え 可だがショックあり 不可

活用シーン

放送局内のあらゆるシーンでIP化を推進

  • リソースシェア

    CG・VTR設備などを各設備で共用・活用。

  • GWからの置き換え

    SDIで接続していた設備がIP化する際、既存のGWをリンクノードシステムの仮想レシーバー・仮想センダーに置き換えるだけ。

  • 機器の相性問題の解消

    BCCと相性の悪い機器もリンクノードシステムが仲介して制御可能に。

  • IP版DDA

    ひとつのレシーバーへのパッチ制御を複数の機器へ伝搬。マスターアウトの局内分配などに。

  • 【応用編】マスターNW分離

    制御NWを分離し、セキュリティの担保と相互影響の排除。(IPパビリオン2025では実際にマスターの分離デモを実施しました)

  • 【応用編】回線センターのIP化

    GWをリンクノードシステムの仮想レシーバー・仮想センダーに順次置き換えてオールIP放送局に。回線センター設備への改修は不要。

直感的な管理画面

管理は全てWebブラウザで完結。
ログインから仮想ノード作成、リンク設定まで直感的に行えます。
(画像クリックで拡大表示できます)

まず仮想ノードを作成します。仮想ノードはNMOS制御面のみに存在し、ノードのフリをします。

作成した仮想ノードにぶら下げる形で、仮想レシーバー・仮想センダーを作成します。仮想レシーバー・仮想センダーもNMOS上、受信機や送信機のフリをします。

作成した仮想レシーバー・仮想センダーを紐付け(リンク)します。リンクした仮想レシーバーと仮想センダーはSDPを共有するようになり、異なる仮想ノード間でリンクできるので設備を超えたSDPの受け渡しが可能になります。現在のリンク状況の確認も可能です。

各種ステータス画面で、システムの稼働状況を確認できます。

仕様・動作環境

本製品はダウンロード販売となります。
協力会社よりハードウェア版も提供予定。

OS
Windows11以降(x64)、WindowsServer2016以降(x64)、MacOS12以上、Linux(x64, ARM)、RaspberryPi OS、(Docker)
メモリ
4GB以上
ストレージ
500MB以上の空き容量
NIC
1ポート以上
設定画面・操作画面
ブラウザにて設定・操作(PCまたはタブレットを推奨)
冗長構成
可(台数分のライセンスが必要)
ライセンス
サーバー台数分のライセンスが必要。プランにより、作成可能な仮想センダー・仮想レシーバーの数が決定されます。

マスター、回線、スタジオ等の構築ベンダー様による AS NMOS Link Node System 組み込みのご相談を承っております。
お気軽にお問い合わせください。

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