サポート情報製品について
AS MXF Audio Inserter
リリースノート
2025年7月5日 v1.1.0
- Prores.movファイルに対応(Advancedプラン)
- 任意のトラックのWavファイル書き出し機能を追加
- ラウドネス測定機能を追加(Advancedプラン)。メニューより任意の区間・チャンネルを測定できる機能と、インサート時に同時に測定する機能
- 音声差し替え部分の前後をクロスフェードするモードを追加
- 書き出し時に、キャンセルできるようにした
- OSにマルチユーザーでログインする環境で、権限によってライセンス認証がうまくできない場合がある事象を改善
- リラップ時にプレビューをしながら書き出すと、書き出したファイルの音声にノイズが乗る場合がある不具合を修正
- その他、軽微な修正、不具合修正
2025年6月9日 v1.0.2
- プロキシ環境でのオンライン認証に対応
- オンライン認証とオフライン認証の切り替えをアプリ内でできるようにした
- 初回のライセンス登録時、オンライン認証が不可の環境ではオンライン認証を選択できないようにした
- 別のユーザーでPCにログインするとアプリを使用できない不具合を改善
2025年4月19日 v1.0.1
- オーディオトラックが存在しないMXFを入力したときにアプリが強制終了する不具合を改善
- 出力チャンネルの増減を可能にした
- ライセンス認証時、ポップアップブロックでアンバーサインWebページが表示できない場合があるのを改善
- Macのアプリケーションのファイル名を_がない名前に変更
- その他軽微な修正
2025年04月12日 v1.0.0
- 初回リリース
これまでに確認されている不具合
[Windows] 普段ご利用のユーザーに管理者権限がなく、管理者権限でインストール・起動後、通常ユーザーでライセンス認証や更新ができなくなる。
発生日:2025年6月12日
対応完了日:2025年7月5日
プロキシ環境でオンラインライセンス認証ができないのに、ライセンスが使用中になってしまう
発生日:2025年5月16日
対応完了日:2025年6月9日
別のユーザーでPCにログインするとアプリを使用できない
発生日:2025年5月10日
対応完了日:2025年6月9日
音声トラックのないMXFファイルを読み込むとAudio Inserterが強制終了する
発生日:2025年4月16日
対応完了日:2025年4月19日
よくある質問
- 対応しているMXFの種類は?
- 対応しているMOVの種類は?
- 対応している音声ファイルの種類は?
- パソコンから音が出ません。
- SDI出力時、プレビューするチャンネルを選択できません。
- 「コピーしながら書き換え」と、「リラップして再生成」の違いは何ですか?
- 誤ってドラッグアンドドロップしたWAVファイルを削除したい。
- SDI音声にブツブツ音が入る場合がある。
- MXFを読み込ませたら、「MXFの読み込みでエラーが発生しました。 GetFrameTC: Frame position get error. FrameNo=-2」とエラーが出た。
- ラウドネス測定で、モノラルの指定ができないのはなぜですか?
対応しているMXFの種類は?
2025年7月現在、XDCAM 50M(MPEG2 HD422)のみ対応しています。さらにリラップ機能は、29.97iのファイルのみの対応です。
バージョンアップにて、XAVC-I、および、XAVC-L(4K、HD)にも対応予定です。
対応しているMOVの種類は?
2025年7月現在、HD(1280x720)またはフルHD(1920x1080)のProResのMOVファイルのみ対応しています。なお、フラグメントmovファイル(ストリーミング用のファイル形式)には対応しておりません。
対応している音声ファイルの種類は?
対応しているフォーマットはWAV(PCM)またはBWF形式です。
パソコンから音が出ません。
SDI出力をしている場合、SDI側に音声が出力されます。同時には音を出せませんのでご了承ください。
SDI出力時、プレビューするチャンネルを選択できません。
SDI出力をしている場合、SDIには全ch出力されます。お聞きになるチャンネルを選びたい場合、視聴されるSDI機器側でチャンネルをマッピングしてください。
「コピーしながら書き換え」と、「リラップして再生成」の違いは何ですか?
オリジナルと別のファイルを生成するという意味では同じで、出来上がるコンテンツ内容も同じですが、「コピーしながら書き換え」は、オリジナルファイルをそっくりコピーし、音声部分だけを書き換えます(規格に従いUMIDも変更します。)。「リラップして再生成」は、映像や書き換えない部分の音声などはそのまま使用し、MXF自体を再生成しますので、オリジナルファイルに多少規格違反があっても問題ないファイルに直る可能性があります。あえてオリジナルの構造を残す必要がなければ、トラブルの少ない「リラップして再生成」をお勧めします。
誤ってドラッグアンドドロップしたWAVファイルを削除したい。
一度入力したWAVファイルを消すことはできません。音声ファイルを選択するセレクトボックスでそのファイルを選ばなければインサート処理に影響しませんのでそのようにしてください。または一度アプリを閉じて再度起動してください。
SDI音声にブツブツ音が入る場合がある。
当社でも発生を確認しておりますが、Blackmagic社公式のソフトウェアでも発生するため、Blackmagic製品側の問題のようです。OSやドライバーのバージョンの組み合わせで発生する恐れがあり、デバイスのバージョンアップや、Thunderboltで接続するタイプであれば、抜き差しするなどご対応をお願いいたします。
MXFを読み込ませたら、「MXFの読み込みでエラーが発生しました。 GetFrameTC: Frame position get error. FrameNo=-2」とエラーが出た。
MXFファイルに異常がある場合、エラーが発生することがあります。特にこのエラーは、PremiereでMXFを出力する際、「SONY機器への直接の書き出し」をオンにして出力したファイルで発生することがあります。元のMXFファイルをどのように出力したかご確認ください。
ラウドネス測定で、モノラルの指定ができないのはなぜですか?
現状の放送フォーマットでは、多くの場合、モノラルはモノステで運用されており実質ステレオとなるためです。ラウドネスの計算仕様上、1chのモノラルでのラウドネス値と、同じ音声を2chに入れたモノステではラウドネス測定値が異なります。モノラルを指定できるようにすると、運用ミスが懸念されるため、あえてシンプルにモノラルの測定はできないようにしています。ご了承ください。
- AS MXF Checker
- AS MXF Audio Inserter
- AS NMOS MATRIX
- AS NMOS Link Node System
- AS 2110 VANC Inserter
- AS 2110 CB/CG Generator