コラム

【ちょこっと豆知識】MXFのリラップとは?

AS MXF Checkerの画面

映像コンテンツ制作の技術にかかわる皆様に、ちょっと業務に役立つ知識などを【ちょこっと豆知識】コーナーとして不定期に掲載していきます。
今回は、テレビ番組やテレビCMの搬入フォーマットであるMXFのリラップとは何か?を解説します。

MXFのような映像ファイルのフォーマットは、映像データ、音声データ、その他のデータなどを入れる箱のようなものです。
これらのデータを包んでいるのでコンテナ、ラッピングとも呼ばれます。

映像データをご飯、音声データをおかずとしたお弁当箱を想像してみてください。
多くの編集ソフトが作るMXFファイルは、映像データ、音声データには問題ないものの、MXFの規格が複雑なのでフォーマットとしては規格違反を含んでしまっていることが多いです。
つまり、ご飯、おかずは問題ないのに、お弁当箱が壊れているので、うまく運ぶことができない。こんなお弁当箱じゃ食べられない、という状況です。

これを綺麗な新しいお弁当箱に詰め直すのが「リラップ」です。詰め直すだけなので元のごはん、おかずには全く影響はありません。持ち運びも問題なく、美味しくいただくことができます!

AS MXF Checkerなら、規格違反MXF(壊れたお弁当箱)をリラップ(詰め直し)して、リラップ済みMXF(詰め直した綺麗なお弁当箱)へ

ちなみに、XDCAMディスクに一度ファイルをコピーすることで、ディスク内のお弁当箱に自動で詰め直しされるので、ディスク納品のときは無意識にこの問題を回避していたのです。

従来の納品方法は、規格違反MXF(壊れたお弁当箱)をディスクにコピーして、XDCAMディスク型のお弁当箱に自動で詰め直し(無意識にトラブル回避)。でも、ディスク運用がなくなると!?

オンライン納品になるとこの問題がダイレクトに露呈します。
せっかく制作した番組素材やCM素材が壊れた弁当箱と突き返される前に、綺麗なお弁当箱に詰め直して納品しませんか?

本コラムは、2026年1月26日の公式Xの投稿別ウインドウを開くをもとに再構成したものです。

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