コラム
2026年7月17日
【ちょこっと豆知識】
MXFのパーティションスタイルって何?

コラム
2026年7月17日

映像コンテンツ制作の技術にかかわる皆様に、ちょっと業務に役立つ知識などをお伝えする【ちょこっと豆知識】。今回は、MXFのパーティションスタイルについて解説します。
MXFを扱うとき「パーティションスタイル」という単語を聞いたことがありませんか?
「パーティションスタイル」は、フレームデータやインデックスデータを格納する方式を示しています。
(インデックスとは、各フレームのファイル上の位置などの情報で、編集ソフトでファイルの途中からすぐに再生できるのはこれのおかげです。)
XDCAMやXAVCでは用途に応じて、複数のスタイルが用意されています。
XDCAMディスクや、一般的に納品フォーマットとして規定されているのがこのスタイルです。
Premiereが生成するファイルもこのスタイルです。
約10秒ごとに「パーティション」と呼ばれる、インデックス情報やフレーム情報がまとまった単位で記録されます。特徴としては、インデックス情報はそのパーティションに関するインデックスではなく、一つ前のパーティションに対するインデックスが記録されています。
なので、最初のパーティションにはインデックステーブルがありません。
10秒の単位で記録していくことができるため、収録中のファイルのようなグロウイング形式もこのスタイルで利用することができます。

ファイル内のインデックス情報がファイルの先頭に固まっているスタイルとなります。
XDCAMのメモリーカメラで撮影したファイルなどはこのスタイルであることが多いです。
また、XAVCのファイルは、Premiere等から書き出す場合でも、こちらのスタイルであることが多いようです。
フレームデータがファイル内で連続で書かれていることが特徴ですが、インデックステーブルは、Segmented Body Partition Styleと同様に、約10秒ごとの単位で記述されています。
ファイルの頭に全てのインデックスを書かないといけないため、グロウイング形式では利用できません。

どちらのスタイルも編集ソフト上では同じように扱うことができますが、世の中の送出サーバー等では、Segmented Body Partition Style のみしか対応していない場合があり、報道取材などで撮ってきたメモリ上のファイルをそのまま転送してOAしようとしたらエラーになる、といったことがあるため注意が必要です。
XDCAMのファイルの場合、XDCAMディスクにこの形式のファイルをコピーすると、自動的に、Segmented Body Partition Style に変換されます。
AS MXF Checkerのリラップ機能でも、同様にSegmented Body Partition Style に変換しています。
※本コラムは、2026年7月14日の公式X
、公式Facebook
の投稿をもとに再構成したものです。
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